主体性を育む
就学前のこの時期は人間関係においてもすぐに仲直りができ、何度でもやり直すことができる時期です。
この時期にできるだけ多くの出来事や人との関わりを持つことで主体性や適応能力、協調性などが育まれます。
これらの経験の中で子どもはいつしか自信を持って行動し、取り組み、関わり、ぶつかり合うようになります。
結果はうまくいったりいかなかったり。
時には傷つき悲しむこともあるでしょう。
その全てがその後の人生を強く生きるための学びになります。
命をいただくということの重みを知り、周りの人達へ想いを巡らせることで、他を思いやり感謝する気持ちを学びます。
集団生活の中で思い通りにならず我慢しなければいけない場面にも出会います。気持ちを制することも大切な学びです。
5歳児の運動会や音楽会や製作では、園児たちが話し合って作りたいものを作り、踊りたい曲や振り付けを考えます。
お互いの主張がぶつかりあって起きる揉め事もみんなで集まって話し合い、互いが納得できることを探しあいます。